皆様こんにちはこんばんわ。
本日は腹式呼吸についてお話したいと思います。
運動の分類としてカテゴリーしていますが、{腹式呼吸運動}を行うための準備・練習と思って、読み進めていただければ幸いです。
項目 | 評価 |
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難易度 | |
疲労度 |
腹式呼吸とは
シンプルにお腹の部分を主に使用した呼吸方法であり、呼吸方法は簡単に分けると「腹式呼吸」と「胸式呼吸」があります。
普段はどちらかか、両方ともか、で呼吸されていると思いますが、ご自身の呼吸の方法がどちらかなのかなんて考えた事はないと思います(笑)。
多くの方は呼吸のための臓器(肺「はい」)が、ある胸で(胸式)で呼吸されていると思いますが、それをあえて、意図的にお腹で呼吸する(お腹だけに空気を溜め、溜めた空気を出し切る)事が、今回ご紹介する腹式呼吸です。
「腹式呼吸」にも、後にご紹介する「腹式呼吸運動」にも、多くの利点があり、身体のためにも生活上でも、また今後運動が習慣化していき、さまざまな運動を試みた際にも役に立ってくる呼吸法・トレーニングとも言えます。
なぜ腹式呼吸をするのか
それは後の「腹式呼吸運動」を行えるようにするためです。
もちろん「腹式呼吸」だけでも身体には利点があるため呼吸法の習得のみでも意味はありますが、ここでは後の運動のためのものと考えて頂きたいです。
それでも、腹式呼吸による効果を知りたいという方もおられると思いますので、本当に簡単に説明致します。
①リラックス効果
②免疫力の強化
③インナーマッスルの促し、強化
上記の3点が主な効果と言われています。
①は特に、腹式呼吸により副交感神経というものが刺激されやすく、就寝前に実施するとリラックスした状態で寝入る事ができると言われています。
方法・やり方
まず仰向けに寝転び、両手は下腹部においてリラックスした状態で準備体勢に入ります。
準備はよろしいでしょうか。
鼻から息を吸い、口から息を吐き切ります…以上です…
{写真}
「ただの深呼吸じゃねぇか!!!」と突っ込まれてしまいそうですが、やり方はこれだけなんです(笑)。
しかし単純にこの呼吸をしているだけでは恐らく”腹式呼吸”としては成り立っていないと思います。
そこでこれからお話する事が重要ですので良くお聞き頂きたいです。
本当にやり方は上記の内容なのですが、まずこの呼吸の仕方で、胸が膨らんでいるかお腹が膨らんでいるかを胸とお腹に左右の手を置いて、確認してみてください。(置き方は写真を真似て頂ければと思います。
{写真}
1⃣胸が膨らんでいる方はその胸の動きを身体の内側から制御するように浅い呼吸で、お腹に空気を溜めていくイメージで呼吸をして練習をしてください。
「胸もお腹も動いている」という方も同じ方法で呼吸する練習を試みてください。
逆に2⃣「お腹だけが動いている」という方はさらに強調するように深い呼吸をしてみてください。
そこで、もしかしたら胸が初めて動き始めてしまう場合も良くあります。
そうなった場合は①の内容を試みるようにしてください。
それでも感覚が掴めないという方は、
3⃣息を吐く際に、お腹を意図的に凹まそうとしてみてください(ウエストサイズをごまかす時のイメージ)。
そして息を吸うときに、凹まそうとしていた、または凹ましたお腹を一気に、力を抜くイメージで、やめてみてください。
{写真}
腹式呼吸は実際に関節等を動かす動作と違い、目に見えて動きがわかるものでなく、実施しているご自身の感覚に委ねないといけない部分が大きいと思います。
ですので一回の練習で上手に行うのは中々困難なものなので、練習を重ねてください。
コツとしては3⃣を繰り返す事により、お腹に空気が溜まった感覚、抜く(吐く時に抜けていく)感覚が養われてくるはずです。
この感覚さえ掴めれば、腹式呼吸をする事自体は簡単になってくるはずです。
注意点・まとめ
①仰向けで膝を立て、リラックスする
②手は胸とお腹(下腹部)に添えていく
③鼻から息を吸い、口からできる限り吐き切る(お腹のみで行う)
④1⃣・2⃣の確認を行う
⑤感覚が掴めなければ3⃣を繰り返す
腹筋群を鍛える事を目的とした、引き込み運動(ドローイング)や腹式呼吸を用いながらのドローイングという運動もありますが、それらとは別物として取り組んで頂ければ幸いです。
この呼吸法ができるようになれば腹圧コントロールという体幹を鍛える事を目的としたトレーニングも可能となりますので、是非とも取り組んで頂きたいです。
☆継続は力なり
※{写真}は準備が出来次第、掲載致します。申し訳ございません。
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