そんな時には一度受診を!!

皆様こんにちはこんばんわ。

今日は唐突にお伝えします。
痛い時は専門の人(お医者さんなど)に診てもらってください

項目評価
一般的な認知度
実践のしやすさ
目次

はじめに

以前の投稿のこちらでもお話している通り、痛いときには必ず専門の方に診て頂いてください。

と、言うのも、今は健康ブームやトレーニングブームもあり、以前と比べて運動される方が多くなっています。
健康のため
身体のため
アンチエイジングのため、
理由はさまざまかと思います。

しかし、中にはご自身の判断で、
「痛いから運動をしている」
「痛くても運動を続けている」
という方も見受けられます。

また関節等に痛みがあり、運動を推奨されている方もおられるでしょうし、私自身も関節等の痛みに対して、運動療法を提供しますので、間違ってはいないのですが、正解とも言えません。
実際に適度な運動で、痛みが軽減する場合もありますが、それは専門の人間が”ここ”が悪いから”この”運動をした方が良いと判断するから、痛みの軽減に繋がるのです。

大事な事は、痛みを出しているものがわかっているか否かです。

受診がなぜ必要なのか

痛みをだしている”もの”がなんなのかを探るためです。
基本的に放置しても悪くなる一方です。

もちろん受診したからといって、すぐに”治る”わけでも、原因がはっきりと見つかるとは限りませんが、悪化させてしまう要因も、取り除ける可能性は受診しない時より、格段に向上します。

今回お話している内容は、トレーニングの時に傷めてしまった部位や、特定の体勢を取った際に、目的としている部分以外の痛みがありながらも、トレーニングを続けている方への注意喚起としています。
またご自身で、「痛いからこそトレーニングをしている」という方にも是非、ご講読頂きたい内容です。

前項でも触れましたが、痛みの軽減目的に、私たち(理学療法士)は運動を提案します。
しかしそれは、痛みに応じた適度な運動です。
適度な運動でなければ、ただ、ただ、今の傷めている場所を、どんどん悪くしてしまっている一方になります。

患者様と、受診に至るまでの経過を医療職の業務としても、必ずお聞きします。
そこで
「運動はやればやる程いいのかなぁと思って」
「痛くなったから、とりあえず身体を動かさないといけないと思って」
と話される方が多くいます。
また体重をどうにかしようと考えられ、これもまた運動をしてみたり、さらに食事制限まで設けてしまっている方もいます。
食事制限により懸念される事柄はこちらをご覧ください。

傷める根本的な原因として、運動不足や筋力低下である事もありますが、おそらく何かのきっかけ(関節をひねったり、いつもとほんの少し違うしゃがみ方をしてしまったり等)があったのだと思います。
大きなきっかけでなく、日常生活の中で、自然にしている事が何かの拍子に、強く身体(関節等)に負担を与えてしまい、傷めてしまう事は良くある事です。
その当たり前にしている、一見身体への負担が少なそうな日常生活の動きは、一度傷めてしまった関節等にとっては、常時、結構な負担と”なり続けます”。
この”負担となり続けてしまう”事が問題なのです。

痛みの原因となっているものは炎症であったり、関節の不具合そのものであったり、関節の組織の干渉(身体の内側にある筋肉や靭帯どうしが擦れあったり等)であったりと、さまざまな事が考えられます。
この原因となっている事を”調べる・知る”事から病院やクリニックでの治療が始まります。

原因がわかっておらず、やみくもに運動を行ってしまうと、悪化させる可能性は極めて高くなります。
例えば「炎症」でお伝えすると、皮膚のどこかに炎症(腫れや傷口等)ができてしまった場合、その炎症している部分を避けて過ごしませんか?

分かりやすいところで言うと、例えば手の中指のどこかに炎症があるとしましょう…手を使う時、中指だけ避けて、他の指だけで手を使おうとしませんか…だって痛いんですもん(笑)。
その痛めている中指を使い続けていて、治りそうですか?

もっと分かりやすく言うと、その部分にカサブタができるとしましょう。
中指を使いすぎて、カサブタが剥がれて、また出血してしまいました…「あぁ~せっかく治りかけてたのに~(泣)」ってなりません?

話を戻しますが、身体の内側に炎症等があり、あえてそこの部分の運動を続ける事で、どういった事が起こり続けるかは想像頂けましたでしょうか?
身体の内側であっても、中指の皮膚が治る事と同じような過程があるのです。
その治ろうとする組織を、運動を続ける事によりカサブタを無理やり剥がすような作業を繰り返してしまっているです。
それでは治るものも治りません。

受診をし、炎症等がある事がわかれば、
安静にしないといけない事も
やってはいけない事も
過ごし方(工夫)も
わかる事でしょうし、その炎症に対する投薬(薬で治療)も行われるかもしれません。

薬への依存はおすすめしませんが、一定期間と目的が明白なのであれば、薬の治療は特効薬ともなる場合があります。

日常的に痛みがある場合やトレーニング時に痛みが生じる場合、またはトレーニングで痛めた場合、必ず早めに病院受診をし、ご自身の身体が、今どうなっているかを知る事が身体を治す、一番の近道です。

とりあえずは整形外科等のクリニックへ

どこに
何の
どんな
病院に行っていいのかわからない方は本当に多いと思いますし、それが一般的だと思います。

世の中でわかりやすい科目(病院等の外科・内科等の”科”)と言えば、小児科と皮膚科と眼科ぐらいな物でしょうか。

私自身も理学療法士であるからこそ
”その症状”なら〇〇科かな?
と思えますけど、理学療法士になる以前は全くの無知でしたので、どこに受診するべきかなんて、検討もつきませんでした…
「風邪なら内科かな?」
程度です(笑)。

医療職(理学療法士)はその当たり前を一般の方にもぶつけている様子を時々見受けます。
本当にそれが患者様に寄り添う職種なのかな?と思ってしまったりもします…
と、まぁこんな話は置いといて…

お医者さんは患者様をどんな医療職種よりも診てきていると思います。
診てきているからこそ、医療職の当たり前が、一般の方にはわかりにくい事も痛感できているのではないでしょうか…もちろん多少なりとも、個人差はあると思いますが、やはり経験数的に、お医者さんだからこそ、患者様の特色を理解はしていると思います…そうでないとクリニックを運営できていないでしょうし…。

話はずれてしまいましたが、何を言いたいかと申しますと…身体の不具合・痛み等(主に腕や脚、関節等の場合)があれば、とりあえず整形外科クリニックのお医者さんへ受診してみてください。
科目が違うにしても、症状を伝えれば「それは〇〇科を受診した方が良いかもしれません」と教えてくれるはずです。
受診をした・する、ご自身が整形外科の領域だと思って受診したけど、実は”違う科目だった”って事実はどこの科目でも”受診するまで”はわかりません。
周囲の人に聞いても確実性はありませんし、もしかしたら大きな病がその痛みの影に潜んでいるかもしれません。
だとしたら早期発見が治療の”鍵”です。
それらを発見してくれる・診断してくれるのはお医者さんしかいません。

私がお伝えしている内容で、痛み等の症状があれば、すぐに一度、整形外科クリニックへ受診してみてください!!!

最後に

痛みを放置して、良い事なんて本当に少ないです。

受診して「特に治療する必要はないけど少しの間、安静にしてください」と言われたとしても、「ほーら受診しても一緒じゃん」と、思うのではなく、受診したからこそ「安静にしていれば良くなる事を”理解”できた」と考えてください。
受診をし、そこで初めて”日にち薬”なんだと理解できるでしょうし、安心もする事でしょう。
また、”絶対安静”等は入院しない限り、できない状況の方が大半だと思います。
でもそこで、身体のため(傷めている部分のため)に日常生活の工夫がご自身でもできるのではないでしょうか。
それは受診をして、初めて、得られた事なのですから…。

無理はせず、身体を労わってあげてください。

☆ハッシーの願いです。

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