トレーニングベンチの種類とメリット・デメリット

皆様こんにちはこんばんわ。

 本日はトレーニングベンチについてお話します。
トレーニングベンチというものは、それ一つでトレーニングを実施するための道具ではなく、何か目的の運動を行えるようにするための、道具と”ここでは”お考え頂ければと思います。
トレーニングベンチの簡単なイメージとしては、背もたれのない”ベンチ”(公園などにある横長の椅子)です。
トレーニングベンチには大きく3種あり、”背もたれのないベンチ”に一番当てはまる物は「フラットベンチ」という物であり、トレーニングベンチの一つで、他に「デクラインベンチ」「インクラインベンチ」があります。
フラットベンチが使用される定番のトレーニングとしては”ベンチプレス”という胸へのトレーニング等で、人が横たわっている”台”の事をさしています。
他の”トレーニングベンチ”は、構造上の”背もたれ”はあります。(後でお話します)

目次

そもそもトレーニングベンチが必要な理由

 運動・トレーニングをする際には本当にさまざまな姿勢を取ると思いますが、台や椅子がない状況ではトレーニングをする姿勢は立っているか寝転んでいるかの二択しかないと思います。
そうすると、その二つの姿勢でのトレーニングしか行えないと思います。
そんな時にトレーニングベンチがあると他の姿勢も取りやすくなってきますし、実施できるトレーニングの種類も増えてくるはずです。
・腰掛けれる
・寝転べれる
・膝を付ける
・手を付ける、等々
「そんなに変わらないじゃない」と思われる方もいるかもしれませんが、例えば寝転ぶ姿勢(今回では仰向き)では床で寝転んだ状態と比べると、例えば、腕(肩)の自由度が違います。
想像してみてください、床で仰向きに寝た状態で、腕を天井の方に伸ばし、そこから肘を引いてみてください。
どこまで降ろせますか?たぶん、というか必ず”床まで”だと思います。
しかしトレーニングベンチに寝転ぶと、床で寝転んだ状態よりさらに下に肘が降ろせるはずです。
この”さらに降ろせる”事はトレーニングをする上では非常に重要な事です。
詳しくは{筋肉をできる限り伸張させましょう}をお読み頂ければ幸いです。
また腰掛けられる事・手を付く事に関しては「椅子でいいじゃん」と思われるかもしれませんが、”重し”(ダンベル等)を持った状態で腰掛けたり、手を付いたりすると、「椅子」ではかなり不安定となり、トレーニング中にバランスを崩し、転倒してしまうかもしれません。
そういった、トレーニング効果・安全なトレーニングを実施するために、トレーニングベンチは必要なのではないでしょうか。

フラットベンチ

一般的なジム等では良く見かける、台部分が”フラット”で、”たいら”な物です。
写真では、肘をついて利用していますが、寝転んで使う事もありますし、冒頭の説明では一番想像つきやすいトレーニングベンチだと思います。

メリット

使用用途が多い

写真の通り、横たわる以外にも、単なる”台”なので、どこかしらの部分を鍛えるために手をついたり、膝をついたりも簡単にできますので、使用用途が比較的多いでしょう。

細かな設定はいらない

基本的には固定式のものが多く、調整・設定は必要なく購入してすぐ使用できます。
中には高さ調整や、収納を考慮した折り畳み式ができるものも存在はします。

”ベンチ”としても使用は可能

”ベンチ”ですので住居内で、椅子としての利用もできるのではないでしょうか。

固定式であれば比較的、頑丈

他の(後でご紹介するベンチ)トレーニングベンチには高さ・傾きの調整等ができる機能が多く、使用しているうちにガタついたりしてくる事も否定できません。
しかし固定式では調整のためのネジやボルト等が少ないため、比較的頑丈といえるでしょう。

デメリット

トレーニング中の細かな負荷の部分調整ができない

例えば上半身を鍛える際等に台部分を斜めに上げたり、下げたりの調整をする事で、負荷量の調整または負荷部位を変動させたりできるのですが、その調整ができないため、負荷を加える部分が一定となってしまいます。

場所をとる

最近では折り畳む事ができ、コンパクトになるものもあるようですが、ダンベル等の道具と比べると、身体を乗せる物なので、やはり大きく場所をとってしまうのではないでしょうか。

耐荷重に注意が必要

どのトレーニングベンチにも言える事ですが、器具・メーカー毎に耐荷重が設定されいるため、購入する目的や、目的としているトレーニングにより、管理・把握は必要です。

 基本的にはフラットベンチは細かな設定は必要なく、運動初心者の「背中を鍛えたい」「胸を鍛えたい」というシンプルな要望にも応えてくれる運動器具なのではないでしょうか。

デクラインベンチ

こちらは”フラットベンチ”とは異なり、基本的には台部分は斜めであり、頭部が下方、脚部分が上方の脚を上に位置して寝転んで使用する、主に、腹筋等のトレーニングが行い易いものと、イメージしてもらえれば想像つきやすいのではないでしょうか。

メリット

負荷の高い運動が実施できる

基本的には、いわゆる腹筋・背筋にはなりますが、フラット(たいら)な場所で実施するより、背中やお腹に負荷の高いトレーニングが実施できるのではないでしょうか。

負荷の調整も可能

高さ調整機構があれば、台の傾き加減が変わり、負荷の微調整も可能にはなるのではないでしょうか。

さまざまな運動負荷がより可能に

工夫次第にはなりますが、フラットベンチと比べると、角度を有効活用する事により、さまざまな用途(腹筋・背筋以外の)の運動負荷が加えられるのではないでしょうか。

デメリット

簡単に寝そべれない

台部分が斜めとなっているため、ずり落ちを防ぐように、寝そべらなければいけません。
簡単に腹筋等ができるように、脚をかける部分があったり、ずり落ちを防ぐ事はできるのですが、”脚をひっかける部分がない器具もあるかもしれませんので、そういった器具では、寝そべるのに工夫が必要なのではないでしょうか。

目的に合わせた調整が必要

調整機構がある物は自身の筋力、運動内容に沿った、調整が必要になります。

工夫、知識も必要

フラットな台と違い、腹筋・背筋運動以外の事を実践するには、やや想像力、運動方法の知識が必要になるのではないでしょうか。

場所をとる

全てのトレーニングベンチに言える事ですが、ダンベル等の道具と違い、身体を乗せる物なので基本的に大きく、部屋の空間を一定量占領してしまいます。

耐荷重に注意が必要

どのトレーニングベンチにも言える事で、商品毎に、耐荷重が設定されいるため、目的により、管理・把握は必要なのではないでしょうか。

 基本的には腹筋・背筋運動を行うもので、脚を引っかけれるようになっている物がほとんどだと思います。
脚をかける部分や傾きを利用して、腹筋運動以外を実施されるのは…あなた次第です(笑。

インクラインベンチ

 デクラインベンチとは逆で、脚部は下方、頭が上方となり、すごい簡単に言うと、背もたれを倒し、リクライニングしたような、椅子を想像していただくと、イメージしやすいかもしれません。
こちらのベンチは上記二つと違い、どちらかというと腹筋・背筋以外のトレーニングを実施するのに必要となる運動器具になるのではないでしょうか。

メリット

負荷部位の調整も可能

フラットベンチでは、負荷を十分に加える事が難しい部位にも、適度に負荷を与える事が可能なのではないでしょうか。

簡単に腰掛け、寝そべれる

背もたれを倒し、リクライニングした椅子のような形状なので、楽に座れ、寝そべる(もたれる)事も簡単なのではないでしょうか。

工夫次第では元々の目的以外の運動も可能

元々、想定していた運動以外にも、工夫次第で応用ができ、腕の根本周囲や脚等の運動も可能なのではないでしょうか。

デメリット

調整が必要

調整機構がある物は自身の筋力、トレーニング内容に沿った、調整が必要になります。

工夫、知識も必要

さまざまな運動に使用したい場合は、やや想像力・運動方法の知識が必要になるのではないでしょうか。

場所をとる

全てのトレーニングベンチに言える事ですがダンベル等の道具と違い、身体を乗せる物なので基本的に大きく、部屋の空間を一定量占領してしまうのではないでしょうか

耐荷重に注意が必要

どのトレーニングベンチにも言える事で、商品毎に、耐荷重が設定されいるため、目的により、管理・把握は必要です。

 インクラインベンチは、他のトレーニングベンチと比べると、一番ベーシックな腹筋運動を行うには適していませんが、デクラインベンチ同様に、工夫次第で、多用途に使用できるのではないでしょうか。

おすすめのトレーニングベンチ3選

最後に

 トレーニングベンチがあることにより、色んなトレーニングが行え、床で実施した場合と比べ、腕を使用した、胸・背中の運動時には、腕自身の自由度が増え、関節の動きを最大限に利用したトレーニングが可能となります。
ユー〇ーブ等の動画を見て、トレーニングを行う方も多いでしょう。
その際に動画内の姿勢をまねるのに、家のベッドや椅子をトレーニングベンチ代わりに使って、トレーニングを行い続けるのもおすすめしません。
よろしければ一度ご検討ください

☆継続は力なり

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次