難易度
疲労度
皆様こんにちはこんばんわ。
家でできる簡単な運動をご紹介致します。
本日は腹式呼吸について紹介したいと思います。
腹式呼吸には利点が多くあり、生活上でも身体のためにもなり、今後運動が習慣化していき、さまざまな運動を試みた際にも役に立ってくる呼吸法とも言えます。
また腹筋群を鍛える事を目的とした、腹式呼吸を用いた筋力運動(ドローイング)というものもございますが、今日は呼吸法のみを紹介したいと思います。
この呼吸法ができるようになれば筋力運動(ドローイング)も、もちろん可能となり、その他さまざまな運動の応用としても実践頂けます。
では始めましょう。
まず姿勢は仰向けで寝てください。
そして膝を立てます(膝を曲げます)。
その姿勢の状態で左手は胸の上、右手はお腹の上にのせてください(左右どちらでも構いません)。
それからは深呼吸の繰り返しです。
深呼吸の時は必ず、鼻から息を吸い、口から息を吐くようにしてください。
以上です。
とはいえ、腹式呼吸という名前の通り、お腹で呼吸ができなければ意味がありません。
そのためにも手を胸とお腹に置いていただいているのです。
まずは深呼吸をし、その置いてある手で、ご自身の胸の動き、またはお腹の動きがどうなっているか(膨らんだり、へこんだりしているか)を感じとってください。
お腹で呼吸が一部でもできているのであれば、その動きに集中してください。
最初は浅い呼吸から始め、呼吸とともにお腹の上下運動(膨らんだり凹んだり)ができるように練習してください。
お腹の上下運動を感じとるまでは時間を要すかもしれませんが、一度、意識のもと(呼吸に合わせ)、動かせるようになれば、浅い呼吸から深呼吸へ、徐々に時間の延長をしていけば、深呼吸の間、お腹のみでの呼吸ができるようになります。
お腹を風船の状態にしていただきたいのです。
空気を吸えば、お腹の風船を膨らまし、吐くときはお腹の風船の空気を空っぽにしていただきたいのです。
ここで注意点としては、息を吐くときは目いっぱい吐き出すようにしてください。
お腹の空気が残らないよう意識して吐く事により、次に吸う空気はおそらく目いっぱい入ってくると思います。
空気を吸わないと、人間は”あっち”の世界へ逝ってしまいます(汗。
ですので、息を吐き切れば、身体が否が応でも空気を吸おうとすると思います。
注)意識が遠のくような吐き切り方はお止めください。無理のない範囲で。
深呼吸の時、胸だけが動いているという方は、一旦、今回の呼吸法を中断していただき、お腹を意図的に動かす練習をしてみましょう。
”それ”というのは…
皆さんウエスト(腹囲)を図られた経験はありませんか?
小学校の時や、服屋さんでズボンのサイズを合わせる際などに計測される、メジャーでお腹周りを囲まれる少し恥ずかしいやつです(笑。
その際、少しでも細くみせようと、お腹をへこませてみたりしてごまかそうとした経験ありませんか?
もちろん「私は正直者。そんな事はしねぇ」と、いう方もいらっしゃると思いますが、その動きは想像つきますか?
前振りが長くなりましたが、
”それ”、”その”動きを、
胸で呼吸をしてしまっている方は呼吸法の練習をする前に、寝ながら、いわゆる腹囲をごまかす動きを意図的に練習してみてほしいのです。
お腹を動かせる感覚が掴めれば、最初に説明した呼吸法の会得は簡単なものです。
セット数は設ける必要ありません。寝転んでいる際など、お暇があれば実践してください
まとめ
・仰向けで深呼吸をして、お腹と胸の動きを確認
・お腹で呼吸ができていればお腹だけを動かし浅い呼吸から徐々に深呼吸へ
・胸だけで呼吸している方はウエストをごまかす練習をする
・お腹のみで呼吸が可能であれば目いっぱい息を吐き出すように深呼吸を繰り返す
・暇を見つけ実践する
☆継続は力なり
※床などの固い場所で実践する場合は、ヨガマット等の緩衝材を使用される事をお勧め致します。
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