皆様こんにちはこんばんわ。
本日は自宅内でトレーニングを実践するための運動の器具をご紹介致します。
しかし
自宅でトレーニングすると傷付きそう…
ご近所にご迷惑がかかりそう…
わかります。
ただ工夫をしたり器具を厳選するだけで、ある程度予防はできます。
本日はそんなあなたにおすすめできるであろう器具をご紹介致します。
また器具それぞれのメリット・デメリットも一緒にお話していきます。
・トレーニングを始めたいがどうしたら良いかわからない
・家でトレーニングをしたい
・ホームジムをしたいけど床等の傷みが気になる
実際に傷み始めている…対策を知りたい
トレーニング・ヨガマット
イメージはヨガマットです。
運動中の身体と床(フローリング等)の緩衝材となるものです。
床へ運動器具等を置く際にも緩衝材ともなるでしょうし、大きさ・厚さはさまざまな物があります。
特にマンションでは下の部屋および隣の部屋等への騒音も気にしなくてはいけないと思います。
意外と床の振動は下だけではなく隣の部屋にも響きます。
それらの予防策としても、使えるものではないでしょうか
メリット
安価な物あり、手に入りやすい
ディスカウントストアやスポーツ用品店等にも置いている事が多く、またヨガマットの代用としてはジョイントマットがあると思いますが、それと比べると比較的安価に手に入れる事ができるのではないでしょうか。
ジョイントマットは数枚をつなぎ合わせ、希望の面積にしないといけませんので、それなりに費用がかさんできます。
トレーニング中の音を軽減してくれる。
マット上で運動をすることによって、運動中に伝わる床への振動や、重しなどを床に置いたりする際の衝撃を緩和でき、騒音を軽減できるのではないでしょうか。
トレーニング中の身体的なストレスを軽減してくれる
例えば、腹筋のトレーニング中は床に背中が触れると思います。
硬い床などの場合、背骨が床に触れ、痛みが生じる場合があります。
そうゆう時のストレスは、ある程度軽減できるのではないでしょうか。
もちろんマットの厚さ・体重・運動の種目にもよりますが、よく目にする背中への自重のトレーニング等も、床へうつ伏せになると思いますが、その際に床との緩衝材・クッション材となってくれるのではないでしょうか。
床に傷がつきにくくなる・汚れにくくなる
前述と同じで、身体が床へ直接触れる事がなくなり、さらには汗等も直接床に垂れる事なく、汚れの予防ができるのではないでしょうか。
また重り(ダンベル等)を使用した際にも、”重り”を直接床へ降ろす事なく、マット上に置く事により”重し”による音も傷も、軽減できるのではないでしょうか。
特に畳み等は”擦れ”に弱く、最近では無垢材というものも流行っており聞くところによると傷がかなり付きやすいと聞きます。
床材が傷ものになると修繕費も高くなり、賃貸では退去後の費用の発生にも繋がるのではないでしょうか。
さまざまな運動・ストレッチに対応できる
マットがある事により、よく耳にする体幹トレーニングやストレッチする際にも使用できるのではないでしょうか。
またヨガ等も自宅内で実施できるはずです。
収納しやすい
マンション等では戸建と比べると収納に限りがある事でしょう。
コンパクトにできる物も多く、比較的収納しやすいと言えるのではないでしょうか。
デメリット
メリットの項目での痛みの軽減は限度あり
体重のかけ方(床側への)・商品の厚さ・運動種目によっては自覚する痛みの軽減に繋がらない場合もあります。
緩衝材にはなるが床の凹み等の予防には限界がある
”板”ではなく、弾力性のあるマットですのであくまで床への圧力の”軽減”になるものです。
身体の部位、重り等(ダンベル等)の”一点”への集中的な”押す”圧力はマットの厚さによっては全く軽減できない場合もあり得ます。
床への圧力が気になり、マットを購入される方は比較的厚めのものを選ぶか、もしくはジョイントマットの方が要望を満たしてくれるのではないでしょうか。
使用の度に、敷かないといけない
当然の事ではありますが収納すると、その都度広げて、敷かないといけません。
邪魔でなければ敷いたままでも良いのですが、比較的滑り止めのような素材となっている事が多く、歩いていると足が引っかかる事もあるので注意が必要です。
重く感じる場合あり
個人差はありますがマットの厚さが厚ければ、その分マット自体の重量もかさみます。
経年劣化する
ゴムのようなスポンジのような素材が多く、劣化はします。
保管環境によっては劣化が早く進む可能性もあり、また運動中の圧力も使用の度に加わってしまう物なのでひび割れ、欠け、は自ずと生じると思います。
薄すぎると痛い
床との緩衝材にはなるのですが、そもそもはトレーニングマットであり床の環境によっては、薄いと結局痛い場合もあります。
一般的なフローリングには張り付いてしまう場合あり
ゴムのような素材でもあり、一定時間敷くとフローリング等に張り付いてしまう恐れがあります。
私も賃貸アパートで体幹トレーニングの時に使用していた時は、「よく張り付くな~」という印象でした。
もちろん剥がせる程度の張り付きにはなると思いますが床材によって変わってくるかもしれません。
{体幹トレーニング}
床との緩衝材となるものですが、もちろんトレーニングを目的とした使用もできますし、また運動器具等(ダンベル等)を収納・置いておく時には、それらの緩衝材ともなり「重く硬いものを床へ直接置いておきたくない」という方等にも一役かってくれるのではないでしょうか。
ジョイントマット
今回お話している用途・目的としてはトレーニングマットとほぼ一緒です。
しかしジョイントマットはトレーニングマットと比較すると静音性・防音性・防汚性に長けています。
というのも、そもそもトレーニングマットとジョイントマット自体の目的が違います。
ジョイントマットはシンプルに緩衝材でありジョイントマットの上でトレーニングを行う事自体は自由ですがトレーニングマット程の柔軟性はありません。
ジョイントマットはパズルのピースの様になっており、希望の面積にそのピースをはめ込み・拡大していくものです。
面積により費用が大きく変動します。
メリット
静音性・防音性・防汚性に長けている
ヨガマット・トレーニングマットと比較すると用途自体が違い、「静音・防音・防汚」等を目的とした用途となり集合住宅や屋内の傷予防にはジョイントマットが適しているのではないでしょうか。
耐久性も高い
ジム等では大きく重たいマシンの下に敷いていたりします。
耐久性が高くないと重たいものを載せる事ができないですのでヨガマットと比較すると圧倒的な耐久性があるのではないでしょうか。
好きな位置・希望している範囲に敷ける
パズルのピースのように一定の大きさのピースとなっており、それらを繋ぎ合わせる事で範囲を決めれますので自由自在の面積、または位置へ敷く事ができるのではないでしょうか。
敷く形もヨガマットの決まった長方形・四角形と違い、ピースの組み合わせ方によりコの字等の形に敷く事もできるでしょう。
家具の下に敷く事もできる
前述のようにジムマシンの下に敷いている場合もあり、ジムマシンにはウェイトも付属している事が多くあり、かなり重量があります。
ですので重たい家具の下に敷く事も可能なのではないでしょうか。
ただジョイントマットには比較的柔らかめのものもあったりしますので、あまり柔らかすぎるジョイントマットの上に半端な重量の家具を配置すると、家具が不安定になり転倒してしまう場合もあり注意が必要です。
デメリット
やや高価となる場合あり
パズルのピースのような物であり範囲を広げれば広げる程”ピース”が必要となります。
そのため希望の面積が広ければ広いほど費用もかさんできます。
ヨガマットの一般的なサイズと比較すると、面積幅で計算してもジョイントマットは高価となってくる場合が多いようです。
敷いたり、収納したりは手間
トレーニングマットと比較するとその都度敷いたり・収納しようとしたりする事はかなりの手間となると思います。
敷いたままで使用される方が多いのではないでしょうか。
柔軟性には欠ける(トレーニングマットと比較して)
トレーニングをする際に自身の身体と床の緩衝材として、想定されている方もおられるかもしれませんが、トレーニングマットと比較すると柔軟性は低く、「硬い」といった印象になるもしれません。
基本的に緩衝・防音・防汚材としての役割を果たすものです。
目的は違えど、お店や病院のキッズスペース等にも類似品が敷いてありますし、小さな子供さんがおられるご家庭でも使用されている方は多いのではないでしょうか。
トレーニング用はそれらの特に耐久性が高いものとイメージしていただいたら、より分かりやすいのではないでしょうか
ウェイトバー
簡単に説明すると、重めの長い棒です。
「バーベル」はご想像できますでしょうか。
オリンピック競技のウェイトリフティングで使用されている重そうな”あれ”です。
バーベル↑
ウェイトバーは「バーベル」の棒だけの部分の様なものですが、「バーベルの棒」は鉄製の素材で、それと比べると軽く運動初心者の方でも扱いやすい素材でコーティング等も施されています。
騒音が気になるマンション等ではバーベルより、「ウェイトバー」がおすすめと言えるのではないでしょうか。
メリット
バーベルと比較すると、屋内を傷つけるリスクは低い
露骨に鉄部分が見えているバーバルと比べると屋内にぶつけてしまった際の衝撃は少ないのではないでしょうか。
もちろんぶつけた際は多少なりとも傷はついてしまう事はありますので注意は必要です。
目的の部位へ体重以上の負担をかけれる
トレーニング時にウェイバー等の”重し”があることにより、自重で行うトレーニング以上の負荷を身体に加えれます。
バランスよく下半身や背中等を鍛えられる
デッドリフト(バーベル等を持ちながらスクワットの様な動きをする全身的なトレーニング)等の運動の際には左右の手でバランスよく掴む事ができ、バランスよく掴んで運動することにより左右対称の負荷量が加えられます。
{下半身の運動}
重すぎない
どの運動でも言える事ですが、重量が高すぎる(重すぎる)とトレーニング経験が豊富でないとトレーニング自体のパフォーマンスやフォーム(体勢)が崩れてしまい運動効果が十分発揮できず、さらにはケガの原因にもなります。
それらに対してウェイトバーの重量は適度なものと言えるのではないでしょうか。
場所をとらない
「バーベル」と比較すると重りとなるプレートもなくスタイリッシュに置いておく事もできるのではないでしょうか。
デメリット
「ウェイトバー」としての品数は少ない
バーベルの軸である「バーベルシャフト」(棒)としての品数は比較的多いのですが「ウェイトバー」として販売しているメーカーはやや少ないように感じます。
運動種目がやや少ない?
ダンベル等と比べると、トレーニング種目が少ないと思います。
しかし、”筋トレ”を目的としない”運動(体操やストレッチ等)”はさまざまなものがあります。
それらへの活用幅は逆に広いのではないでしょうか。
運動中は周囲に気をつけないといけない
バーベルもそうなのですがウェイトバーも長さがある分、狭い空間での使用時は周囲の物にぶつかってしまう恐れがあり注意が必要です。
ウェイトバーの転倒に注意が必要
立てかけての収納時は、やはり転倒には注意が必要です。
思わぬケガや屋内の破損にも繋がる可能性があります。
基本的には「バーベル」の棒である「バーベルシャフト」でもウェイバーの代用でトレーニングはできるのですが、マンションでバーベルを使用するとなると騒音面で、より心配となり当記事では「バーベル」はご紹介していません。
前述した通り鉄部分が露出している物も多く、またバーベルに脱着させる”重し”も鉄製で、脱着させたりする場合に、いつもスムーズに行えれば良いのですが手を滑らせたりして鉄製の”重し”を思わず床へ落としてしまったりすると、ちょっとした事で大きな音と衝撃が発生してしまいます。
それと比較すると、ウェイトバーの方が、マンションでは扱い易い器具と言えるのではないでしょうか。
もちろんウェイトバーでも音が出る可能性は十分あり得ます。
バーベルでも十分な対策、経験があればマンション内でも使用できるものだと思います。
しかし周囲の部屋等に音の迷惑をかけてしまうかもしれないので、今回ははぶかせていただきました。
固定式ダンベル
一度は聞いた事や見た事のある、一番ポピュラーな運動器具ではないでしょうか。
片手で持てるようにやや横長で中央部分が細く両端がやや大きくなった形状の”おもし”です。
”固定”とはどこかへ固定するのではなく、重さや形等は変えられず、固定されているという意味であり、提示されている重さ(kg・g)のダンベル(重り)の事です。
反対に重さや形を変えられるダンベルの事を「可変式ダンベル」といいます。
バーベル同様に脱着する際の衝撃音を考慮するとマンションでは固定式が向いているのではないでしょうか。
メリット
面倒な手間等なし(可変式ダンベルと比べて)
可変式ダンベルに対する面倒な手間(重りを取り外したり、組み立てたり等)がないです。
さらには、”手間”がないことで重りの脱着時に手を滑らしたり固定が甘かったり等で、思わぬ形で”重し”を床等に落としてしまい、衝撃音が生じてしまうという事もなくなります。
もちろんダンベル自体を落としてしまうと自ずと音は生じてしまいますが、マンションではリスクの少ない方が良いのではと思いますので、固定式がおすすめと言えるのではないでしょうか。
種類も多く、安価な物も多い
種類も値段帯も幅広く、またスタイルにもよりますが比較的安価なものも多い印象です。
ゴム素材でコーティングされている商品もあり
ダンベル自身の鉄部分が露出した状態でなく、合成ゴム等でコーティングされている商品もあり、屋内での衝撃音の軽減に繋がると思います。
すぐに運動を始められる
購入して、手にすれば、その瞬間から運動が開始できます。
保管が楽
一つであればですが、可変式と違い脱着の手間がない分、ただそのまま”置いておく”ように保管が可能です。
可変式ダンベルではいちいち脱着した部品の保管も考慮しないといけません。
またラックがあれば今後ダンベルが増えたとしてもスタイリッシュに保管ができるでしょう。
極軽量(50g程度も)から商品が存在する
重量の幅・種類が比較的多く、極めて軽量のダンベルも存在します。
持ち替えれば負荷量の変更が簡単
重量違いの固定式ダンベルを数種類所有していればですが、トレーニング中に持ち替えるだけで特定の運動の負荷量の調整(追い込み)が瞬間的にできます。
{追い込み}
デメリット
落としたり、放り投げたりすると当然衝撃がある
もちろんなのですが、”重り”ですし硬いものですので、落としたり等すると、いくらダンベル自体にコーティング等が施されていても衝撃が生じますし、騒音ともなります。
運動中の負荷量の調整をするには複数個持つ必要あり
メリットの項目にあるように、持ち替える事による運動負荷の調整(追い込み)はとても簡単なのですが、固定式ダンベルだけで負荷調整をする場合は重量違い等を複数個必要となります。
一つのダンベルの重量が固定されているためです。
左右同時に運動する際は2個以上必要
ダンベルで左右の腕等を同時に使用した運動負荷を加えるような時には左右それぞれで持つために同重量を2個、所有しないといけません。
収納がある程度、かさばってしまう
固定式ダンベルはコンパクトに収納できるよう設計されている商品は少ないイメージで、複数個所持する場合や、今後増える事が想定されるのであれば収納場所を工夫しないといけません。
専用のラックがあると収納も楽ですし、部屋にダンベルが露骨に転がった状態と比べると、すっきりとした保管環境となるのではないでしょうか。
以前、賃貸アパートに住んでいた際に、固定式・可変式ダンベルの両方を使いトレーニングをしていました。
私は良く、可変式ダンベルの重りを外し、地面に置こうとした際に手を滑らせ、重り自体をよく倒してしまっていました。
その時部屋中にそれなりの衝撃音が響いており、おそらくご近所に迷惑を掛けていたんではないかと思います(汗)。
いつの頃からか騒音等が気になり可変式ダンベルの使用をやめ、固定式ダンベルと、可変式ダンベルの”重り”だけを使用し、トレーニングをする様になっていました。
重錘バンド・アンクルウェイト
ダンベルは基本的に、手で掴んで使用するものですが、こちらはバンドで腕時計をするように手首や足首に巻きつけて使用します。
巻きつけれるように短冊状のものが多いですが、丸めてダンベルのように手で持って運動することも可能です。
また、”重し”としての中身は砂のような物が多く、柔軟性があり、硬いダンベルと比べると屋内の物を傷つけるリスクも衝撃音も多少なりとも少ないのではないでしょうか。
もちろん、太ももや二の腕の手・足首以外に、巻きつけて使用する事も可能です。
メリット
柔軟性がある
”重り”ではありますが、ダンベルと違い、鉄製のものではありません。
冒頭で説明した通り、砂のような物を充填している物で手首や足首に巻きつけれるように柔軟性があり、屋内での傷・衝撃音のリスクはダンベルと比較すると低くなるのではないでしょうか。
収納がしやすい
ダンベルと違い、容易に重ねてコンパクトにもなりますし、長方形のような形も多く、どこかに掛けて保管もできるのではないでしょうか(もちろん”重り”なので、保管する場所・掛ける場所の耐荷重には注意が必要です)。
手首や腕以外にも負荷を加えれる
ダンベルと呼ばれる物は基本的に、手で把持(持つ)するような形状となっており、足等では持ち上げにくいと思います。
しかし、重錘バンドは巻きつける物なので、腕以外の足首等にも巻つける事ができ、直接的な負荷を二の腕や太ももに加える事ができるのではないでしょうか。
巻きつければ把持(持つ)する事による疲労は、なし
ダンベル等は手で把持(持つ)し運動を行います。
目的とした部位に対する疲労と同時に、重しを”掴む”事による”手”の疲労も生じます。
しかしバンドは、巻きつけてしまえば、そういった疲労は生じません。
特定の部位を鍛えるのに、トレーニング方法によっては目的とする筋肉とは別の、動きに関連する部位が先に疲労を起こしてしまい、トレーニングの継続(反復回数を増やす事)が困難になる場合もよくあります。
運動方法が多種多様
いわゆる”筋トレ”以外にも、さまざまな運動・体操・動作(歩く等)に対しても身体に負荷を与える事ができますので、多種多様な運動としての応用も可能なのではないでしょうか。
色んな人が扱いやすい
もちろん、バンドの重量や個人差はありますが、高齢者に対するリハビリ施設・病院等にも良く配置されています。
理学療法士も医療・介護施設では運動の提案時にダンベル等よりも重錘バンドで運動指導等を行う事も多いのではないでしょうか。
デメリット
巻きつける手間が生じる
把持(持つ)して使用以外は腕や脚に巻きつける手間が生じます。
これを手間と思うかどうかは使用される方次第ですが(笑)。
高重量の取り扱いが少ない
理学療法士として働いていて、私が知る限りでは約8Kg以上の物を現場で見た事はありません。
負荷量の調整をするには複数個持つ必要あり
固定式ダンベルと同様に、一つ一つの重量が固定されているため、重錘バンドのみで運動中の負荷量の調整(追い込み)をするには複数個を所有しないといけません。
左右同時に運動する際は2個以上必要
左右の腕等を同時に使用した運動負荷を加えるような時には同重量を2個、所有しないといけません。
セット販売にはなっている事が多いですが、同じ重量がセットになっている事は少ないように思います。
やや高価な印象
リハビリ用具に近いためか、思ったより値段が高めな印象を受けます(私の感覚です)。
医療・福祉関係で働いた経験がある方は、お分かりになるかと思いますが医療器具・福祉用具は…少し高いです。
なぜかはわかりません(笑。
アンクルウェイトは私が理学療法士のためか、なじみ深い物で、クリニック・病院・高齢者施設には必ずあると言っていいほどですし、そういった施設にある器具ですので、さまざまな方が扱いやすいものなのではないでしょうか。
私が施設内で筋トレしてた際にも使用していました(笑。
適度な重量で、トレーニング部位によっては最適な運動器具にもなるのではないでしょうか。
比較的どこでも誰でも、使用しやすい器具であり、そのため自宅内でも使用しやすいように思います。
フラットベンチ(トレーニングベンチ)
フラットベンチの形状のイメージとしては、簡単に言うと、背もたれのない”ベンチ”(椅子)です。
トレーニングベンチというのは総称であり、フラットベンチを含めて大きく分けて3種類あり、他に「インクラインベンチ」や「デクラインベンチ」があります
フラットベンチが使用される定番の運動としては”ベンチプレス”という胸へのトレーニングでしょうか。
その際に人が横たわっている”台”がフラットベンチとなっている事が多いです。
今回は自宅での使用で騒音等を考慮すると、単純な構造のフラットベンチが良いのではと思います。
フラットベンチとは、その名の通り、台部分が”フラット”であり、”たいら”で角度調節等がないものです。
他のトレーニングベンチは角度を変化させますので調整機構やそのためのボルト等もあり、単純なフラットベンチの方が調整機構等もなく騒音の対策になるのではないでしょうか。
トレーニングベンチはある程度重量もあり、また当然床に置いて使用するものです。
調整等がある場合、その調整をした際にそれなりの衝撃が生じ、床等を通じて、音や衝撃等が他の部屋まで伝わってしまう可能性もあります。
しかし、トレーニングベンチがなく、トレーニングベンチで実施可能な運動内容を床で実施してしまうと、そもまた騒音や衝撃を招いてしまいます。
またトレーニングベンチ代わりに自宅内の椅子等を使用してのトレーニングは非常に不安定で、何かあった時(荷重する事により転倒してしまったり椅子が耐え切れずに破損してしまったり等)には必ず屋内のどこかが傷ついたり衝撃が起こったりします(実際に私はそうでした(汗))。
そういったリスクを踏まえ、今回はフラットのトレーニングベンチをご紹介しています。
メリット
トレーニングの幅が広がる
ベンチがある事により、空間上で寝そべる事ができ、床に寝転んでは行えなかったトレーニングが行えるようになり、最大限の関節の動き(関節可動域)を使ってのトレーニングが行えます。
{関節可動域とは
使用用途が多い
横たわる以外にも、単なる”台”なので、どこかしらの部分を鍛えるために手をついたり、膝をついたりもできますので、さまざまなトレーニングが実施可能になるのではないでしょうか。
細かな設定はいらない
固定式であれば、基本的に調整等する事なく購入してすぐ使用できます。
フラットベンチでも高さ調整ができるものも中にはありますが、前述した様にマンション内では騒音の事を考慮して、私はお勧めいたしません。
”ベンチ”としても使用は可能
屋内で、単なるベンチとしても使用が可能でしょう。
固定式であれば比較的、頑丈
他の調整可能なトレーニングベンチには高さ・傾きの調整をするためのネジやボルトがあります。
固定式ではそういった物はなく剛性が良く、比較的頑丈といえるのではないでしょうか。
デメリット
運動中は細かな負荷の部分調整ができない
トレーニングベンチでうつ伏せや仰向けの状態でトレーニングをする場合、ベンチの角度等によって、鍛えられる部位または負荷量を僅かに変えたりしてトレーニングを行う方法があるのですが、フラットベンチは角度調整がないため、そういった方法のトレーニングができません。
場所をとる
最近では折り畳み式等のコンパクトに収納できるようになっているものもあるようですが、ダンベル等の運動器具と違い、身体を乗せる物なので基本的には大きくて場所をとります。
耐荷重に注意が必要
どのトレーニングベンチにも言える事で、商品毎に荷重量の制限があるため、目的により管理・把握は必要です。
フラットベンチは基本的に細かな設定は必要なく、運動初心者の方の背中を鍛えたい、胸を鍛えたいという希望に応えてくれるトレーニングベンチ・運動器具ではないでしょうか。
また今回のお題から考えるとトレーニングベンチを使用する場合は、トレーニングベンチの下に緩衝材となるものがあった方が、より騒音対策になるのではないでしょうか。
ゴムチューブ・トレーニングチューブ

名前の通り、運動用のゴムのチューブです。
ゴムの伸び縮みの強さによって負荷量が変わります。
引っ張る側・固定側、もしくは「引っ張り合う」というように、負荷を加える腕や脚に対して、相手(物、もしくは自分の他の身体の部位)が必要となります。
トレーニングを行うとなるとある程度の負荷(重り等)が必要となってきます。
ゴムチューブも身体に負荷を加えれるのですが、ダンベル等と違い非常に柔らかいものなので、賃貸アパートやマンション内で、落としたりしても屋内の物を傷つけてしまうリスクはかなり低いと思います。
ですので騒音問題や、家屋の物を破損させてしまう問題に対しての一つの策として自宅でトレーニングを行うのであればゴムチューブはおすすめと言えるのではないでしょうか。
メリット
ダンベルと比べると屋内の傷はつきにくい
冒頭でお話した通り、柔らかいものなので、落としたりしても直接傷になることは少ないのではないでしょうか。
持ち運びがとても簡単
伸縮性のある細い、もしくは薄いゴムの形状の物が多いので、非常に軽く、収納や持ち運びも簡単なのではないでしょうか。
ショルダーバッグ等にも簡単に収まる大きさだと思います。
どこでも運動ができる
場所を特定する必要もなく、寝室もしくはトイレ内でも(笑)、トレーニング可能なのではないでしょうか。
持ち運び・携帯するのも簡単なので、”恥ずかしさ”さえなければ外出先のどこでも運動ができると思います(笑。
商品の取り扱いが豊富
色んなメーカーが商品として取り扱いされていますし、〇イソーでも見かけた事があります。
インナーマッスルを鍛えやすい
強度が高い商品もありますが、ゴムチューブはインナーマッスルを鍛えるのに適度とも言えるでしょう。
その理由の一つに、さまざまな体勢でも運動負荷を加える事ができます。
チューブを使ったインナーマッスルの運動方法も豊富にあります。
{インナーマッスル鍛え方}
追い込み時にも重宝する
追い込むとは…目的としている筋肉の疲労の限界まで反復する運動を行う事(重量・負荷量を状況に応じて軽減・変更)なのですが、ダンベル等の比較的高い負荷でのトレーニングを行った直後に強度の低い、チューブでさらに追い込む事もしやすいのではないでしょうか。(※ダンベルだけでも重さ違いを複数個もっていれば追い込む事は可能です)
色んな人が扱いやすい
もちろん、ゴムチューブの強度や個人差はありますが、高齢者に対するリハビリ施設等にも良く利用されています。
理学療法士も運動の提案時はダンベル等よりもゴムチューブで運動指導等を行っている印象があります。
デメリット
必ず相手側(物や身体部位)が必要
ゴムチューブを引っ張る・伸ばす事により負荷が生まれます。
ですので両手で引っ張りあったり、屋内または外の、柱等に括りつけ、両手ないし片手で引っ張ったりするための固定側・反発する、相手側が必要となります。
極端に強度が強すぎると屋内を傷つけてしまう可能性あり
前項でもお伝えしているように、引っ張るためにどこかへ巻きつける必要があります。
引っ張る力(ゴムチューブの負荷)によっては、巻きつけた場所がその力に耐えきれず破損してしまう恐れがあり注意は必要です。
高負荷での運動に限界がある
硬いゴムを使用した商品であれば高負荷となり得ますが、前述した”相手側”という事をご想像いただくと、それに対抗できる身体の部位や柱等は簡単には見つけられませんし、もしあったとしても、メリットの”どこでも運動ができる”という事がなくなってしまい、”その固定側”がある場所でしか運動ができなくなってしまいます。
それでも構わないという方もおられるかと思いますので、”限界がある”と表現しています。
某バラエティ番組で見た気がする”ゴムパッチン”状態になる可能性がある(笑
運動実施中(引っ張っている状態)に固定側が外れたり、引っ張り合う手等が滑ってゴムチューブを離してしまうと…(痛そう・・)。
ご想像頂けたでしょうか(笑。
注意して、運動をしないといけませんし、また、ゴムなので経年劣化により、切れる可能性もあります。
その際に、思わぬ形で、屋内を傷つけてしまったりケガをしてしまう場合があるので注意が必要です。
私は状況・部位によりチューブを使用しています。
ダンベル等で高い負荷でのトレーニングを行った直後の追い込みをする時や、インナーマッスルと言われる部分へのトレーニング時には負荷量として最適なのではないでしょうか。
どこでも運動ができる物なので、賃貸アパート等でも騒音等少なく、トレーニングが実施できるのではないでしょうか。
最後に
屋内の壁や、家具等は傷に対して、そんなに強度が強いものではないと思います。
また賃貸住宅では屋内を傷つけてしまうと無駄な出費に直結してしまいます(修繕費)。
だからと言ってジムに通うとそれだけで費用も時間も浪費してしまいます。
ホームジムも工夫一つで、リスクを最小限に抑える事は可能な事でしょう。
今回私がおすすめする以外にも思いついた対策はどんどん実践してみてください。
大事なインテリアを大切にしながら、存分にホームジムを楽しんで頂ければ私は幸いです。
☆継続は力なり






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