皆様こんにちはこんばんわ。
本日は「要介護(ようかいご)」という言葉についてお話します。
・言葉を耳にする事がある
・要支援?
・介護保険の事がよくわからない
・高齢者施設で働く事になった
・身内の人に介護が必要となった
・(ご自身が)要介護にならないためには?
要介護(認定)とは
介護が必要な状態のことで、読んで字のごとくですが、「要介護」は通称や”そのような人”に対する言葉で使われる訳ではありません。
「介護保険」上で定められている言葉で、「調査員」と言われる方が認定(医師等も関わります)した”要介護”の方を示す言葉で、その認定を受けていない人は、いくら人の手助けが必要な状態であっても”「要介護」の人”にはなりません。
もう一つ、「要支援」という言葉もありますが、こちらも認定され、初めて”「要支援」の人”になります。
重要な事は”要介護認定”を受ける事で、そのために地方自治体のそれぞれの窓口で申請を行わないといけません。
申請をし、認定調査員が来られ、他の手続きも完了し、認定された区分で介護保険のサービスを利用する流れとなります。
特例で、暫定の区分でのサービスの利用開始も可能とのことですが、そちらは地方自治体それぞれの窓口や病院・施設等で問い合わせてください。
申請や認定を受けるまでは、どんな方でも正式な「要支援」「要介護」ではありませんので、意味合いだけの言葉にお気をつけください。
因みに要支援とは
本格的な介護は必要ないものの、介護予防を積極的にすべき状態であるという事です。
要支援と要介護の段階
支援・介護度は以下の8段階で判定されます。
- 自立
- 要支援1
- 要支援2
- 要介護1
- 要介護2
- 要介護3
- 要介護4
- 要介護5
この判定によって介護保険料の利用限度額や、利用できる介護保険サービスが異なってきます。
「要支援」の認定を受けた人は「介護予防サービス」を利用でき、
「要介護」は”すでに介護が必要な状態”ですので介護保険サービスを、介護保険を用いて利用できます。
参考文献:https://www.kaigonohonne.com/
申請
専用窓口が設けられていると思いますが設置窓口は自治体により変動されるようですので、一旦お住まい、もしくは介護される予定の方の居住地の役所にお問い合わせください。
認定までには日数も必要になりますので事前に申請手続きを済ませておくことをおすすめ致します。
要介護者にならないためには
元気なうちに対策しておく事、”活動”を維持しておき、最低限でも筋力の維持に努めておく事です。
世の中にはフレイルやサルコペニアという言葉があります。
その言葉の状態にならないようにする事が今後の生活(高齢者になるまでの、なってからの)にとって一番重要です。
もちろん、病気やケガで仕方なく介護が必要な状態となってしまう方もおられますが、生活習慣病等は改善する事は可能です。
若いから大丈夫と済ませず、若いうちからの積み重ねである事を重々ご理解いただければ幸いです。
まとめ
・要介護は介護保険上の言葉で、介護を必要とされる方で認定された人が要介護者
・介護保険サービスを利用するには申請と認定が必要
・窓口は自治体により違う
・区分により利用できるサービスは違う
・要介護状態にならないためにフレイルやサルコペニアに気をつけ活動の維持を図る、もしくは新たな”活動”を作る
☆継続は力なり


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