賃貸アパートでトレーニングを実施するための道具 5選

皆様こんにちはこんばんわ。

本日は自宅内で運動を実践するための運動器具をご紹介致します。
屋内環境はそれぞれかと思いますが、今回は賃貸アパート等でも使用できるであろう、もしくは戸建等と比べると賃貸でのホームジムに向いているであろう運動器具をご紹介致します。賃貸ならではの問題点に着目しお話していきます。
賃貸の問題点としては…
①騒音問題
②空間の制限(生活する上での必要最低限の間取りで借りらていると思います。
③屋内の傷予防
簡単に挙げさせていただきましたが、少なくとも①~③は必須なのではないでしょうか。
それらに対し、適している器具をご紹介致します。

またそれぞれの器具を所持することによる、メリット・デメリットも各項目下に記載していきます。

目次

トレーニングマット

イメージしづらい方はヨガマットをイメージしてみてください。
まずは騒音の問題点を考慮し、マットが必要なのではないでしょうか。
運動中の身体と床(フローリング等)の緩衝材となるものです。
また床へ運動器具等を置く際に床との緩衝材ともなるでしょう。
大きさ、厚さはさまざまな物があります。特に賃貸アパートでは下の部屋および隣の部屋等への騒音を配慮しなければいけません。
それらの予防策としても、使えるものではないでしょうか。

メリット

安価な物もあり、手に入りやすい

ディスカウントストアやスポーツ用品店等にも置いている事が多く、またヨガマットの代用としてはジョイントマットがあると思いますが、それと比べると比較的安価に手に入れる事ができるのではないでしょうか。
ジョイントマットは数枚をつなぎ合わせ、希望の面積にしないといけませんので、それなりに費用がかさんできます。

トレーニング中の騒音を軽減してくれる

マット上でトレーニングをすることによって、運動中に伝わる床への振動や、重しなどを床に置いた際の衝撃が緩和され、騒音を軽減できるのではないでしょうか。

トレーニング中の身体的な痛みを軽くしてくれる

前述と同様ですが、例えば腕立てを行う際には手を床に付くと思います。
硬い床に手を付くのと、クッション性のある床とを比較すると、クッション性がある方が手の負担が少ないように思いませんか?
もちろん感じ方は個人差やマットの厚さ、体重、運動の種目等にもよりますが、よく目にする背中への自重のトレーニングも、床へうつ伏せになると思いますが、その際に床との緩衝材・クッション材があった方が負担なくトレーニングを行えるのではないでしょうか。

床に傷がつきにくくなる、汚れにくくなる

マットが敷いてある事により、床に身体が直接触れる事がなくなり、さらには汗等も直接床に垂れる事もなく、クッション材があることにより、汚れの予防ができるのではないでしょうか。
また重り(ダンベル等)を使用した際にも、”重り”を直接床へ降ろす事なく、マットの上に置く事により、”重し”による音も傷も、軽減できるのではないでしょうか。
畳み等は”擦れ”に弱く、最近では無垢材というものも流行っており、聞くところによると、傷がかなり付きやすいと聞きます。

床材が傷ものになると修繕する必要がでてきたり、何より退去後の費用の発生にも繋がるのではないでしょうか。
あくまで軽減ですので、”傷がつかない””汚れない”訳ではありません。

さまざまな運動等でも使用できる

緩衝材としてご紹介していますが、そもそもヨガマット・トレーニングマットですので体幹トレーニングやストレッチ・ヨガをするのにも最適と言えるのではないでしょうか。
{体幹トレ}

収納しやすい

賃貸アパート等では戸建や分譲マンション等と比べても、収納に困る事が多いのではないでしょうか。
マットはコンパクトにできる物も多く、小さな空間へも収納しやすいと言えるでしょう。

デメリット

メリットの項目での痛みの軽減は限度あり

体重のかけ方(床側への)・商品の厚さ・運動種目によっては自覚する痛みの軽減に繋がらない場合もあり得ます。

緩衝材にはなるが床の圧力予防にはならない

”板”ではなく、柔らかめのマットで、あくまで床への圧力の”軽減”になり得るもので、身体部位、重り等(ダンベル等)の”一点”への集中的な”押す”圧力は、マットの厚さによっては全く軽減できていない状態もあり得ます。
床への圧力が気になり、マットを購入される方は比較的厚めの方がよろしいのではないでしょうか。
また、床への圧力軽減を主に考えるのであれば、後述するジム等にも使用されているジョイントマットの方が、効果的なのかもしれません。

使用の度に、敷かないといけない

当然の事ではありますが収納するとその都度、広げて敷かないといけません。
邪魔でなければ、敷いたままでも良いのですが、比較的滑り止めのような素材となっている事も多く、動線上(移動する経路となる場所等)等に敷いていると足が引っかかる事もあるので、注意が必要です。

重く感じる場合あり

もちろん個人差はありますが、マットの厚さが厚ければ、その分、マット自体の重量もかさみます。
出し入れする際には重たいと感じる場合もあります。

比較的、経年劣化する

ゴムのようなスポンジのような物が多く、保管環境によっては劣化が早く進む可能性があります。
また運動中の圧力も、常時加わってしまう物なので”ひび割れ”や”欠け”は自ずと生じます。

薄すぎると痛い

床との緩衝材にはなるのですが、床の環境によっては、薄いと結局痛い場合もあります。

一般的なフローリングには張り付いてしまう場合あり

ゴムのような素材が多く、一定時間敷くとフローリング等に張り付いてしまう恐れがあります。
私も賃貸アパートで体幹トレーニングの時に使用していた時は、よく張り付くな~という印象でした。
私が使用していた時に、剥がせない・跡がつく、事はなかったですが、床材にもよるかもしれませんね。

床との緩衝材となるものなので、もちろんトレーニング中に使用できますし、運動器具等(ダンベル等)を収納・置いておく時には、それらの緩衝材となり”重く硬いものを床へ直接置いておきたくない”という方にも一役かってくれるのではないでしょうか。
床への凹みは完全に予防する事はできません。

トレーニングマットおすすめ

ジョイントマット

今回お話している用途・目的としてはトレーニングマットとほぼ一緒です。

しかしジョイントマットはトレーニングマットと比較すると静音性・防音性・防汚性に長けています
と、いうのも、トレーニングマットとジョイントマット自体の目的が違います。
今回の内容に対しては、ジョイントマットの方が本来の目的としては重宝されるのかもしれません。
ジョイントマットはジョイントマット上でトレーニングを行う目的というよりかは、トレーニングマシンや器具の下に敷いているものと思って頂いた方がイメージしやすいのではないでしょうか。

メリット

静音性・防音性・防汚性に長けている

トレーニングマットと比較すると、用途自体が違い、「静音・防音・防汚」等を目的とした用途となり、集合住宅や屋内の床への傷予防にはジョイントマットが適しているのではないでしょうか。

耐久性が高い

ジム等では大きくて重たいマシンの下に敷いていたりします。
耐久性が高くないと重たいものを載せる事ができないですので、トレーニングマットと比較すると圧倒的な耐久性があるのではないでしょうか。

好きな位置・希望てしている範囲に敷ける

パズルのように一定の面積で、ピースとなり、それらを繋ぎ合わせる事で、範囲を決めれますので、自由自在の面積・位置へ敷く事ができるのではないでしょうか。
また敷く形もトレーニングマットの決まった長方形・四角形と違い、ピースの組み合わせ方によりコの字型等の形に敷く事もできるでしょう。

家具の下に敷く事もできる

前述のようにジムマシンの下に敷いている場合もあり、ジムマシンにはウェイトも付属している事が多くあり、かなり重量があります。
ですので重たい家具の下に敷く事も可能なのではないでしょうか。
ただジョイントマットもメーカーにより柔らかものもあると思いますので、あまり柔らかすぎるジョイントマットの上に家具を配置すると、家具が不安定になり、転倒してしまう場合もあり注意が必要です。

デメリット

やや高価となる場合あり

パズルのピースのような物であり、範囲を広げれば広げる程”ピース”が必要となり、その分費用もかさんできます。
トレーニングマットの一般的なサイズと比較し、面積幅で計算すると、ジョイントマットは高価となってくる場合が多いようです。

敷いたり、収納したりは手間

トレーニングマットと比較すると、その都度敷いたり・収納しようとしたりする事はかなりの手間になると思います。敷いたままで使用される方が多いのではないでしょうか。

柔軟性には欠ける

トレーニングをする際に、自身の身体と床の緩衝材として、想定されている方もおられるかもしれませんが、トレーニングマットと比較すると柔軟性は低く、「硬い」といった印象になるもしれません。

基本的に緩衝・防音・防汚材としての役割を果たします。耐久性や緩衝性(重量物に対して)は違えど、お店や病院のキッズスペース等にも類似品が敷いてありますし、小さな子供さんがおられるご家庭でも使用されている方も多いのではないでしょうか。
そちらの、とても”耐久性が高い”ものとイメージしていただいたら、より分かりやすいのではないでしょうか

ウェイトバー

簡単に説明すると、重めの長い棒です。
「バーベル」はご存知でしょうか。
オリンピック競技の一つの、”重量挙げ”で使用されている、左右に丸い重りがついたすごい重そうな”あれ”です。

↑バーベル
ウェイトバーが賃貸に向いている理由に、ウェイトバー自体は「バーベル」の左右の重りを無くした、棒だけの部分の様なもので、「バーベルの棒」は鉄製の素材で硬く、左右に重りを脱着するためにかなり頑丈にできているのですが、それよりは軽く、また一般の方でも扱いやすい素材でコーティング等も施されているので、賃貸アパート等ではバーベルより、「ウェイトバー」がおすすめと言えるのです。

バーベルは非常に重たく、専用のスタンドがない状態では、持ち上げた時にふらつく事も多くなります。
その際に少しでも壁に衝突すると、重量がある分、また硬いため簡単に壁等に穴をあけてしまう恐れもあるのではないでしょうか。
トレーニングの用途としてはバーベルとウェイトバーで似ている部分もありますので、屋内の破損の事を気にしないといけない状況であればウェイバーがの方が良いのかなと考えます。

メリット

バーベルと比較すると、屋内を傷つけにくい

冒頭でお話した通り、鉄製のバーベルと比べると、屋内にぶつけてしまった際の、衝撃は少ないのではないでしょうか。もちろんぶつけた際は傷ついてしまう場合もあります。

目的の部位へ、体重以上の負担をかけれる

トレーニング時にウェイトバーの”重し”があることにより、自重以上の負荷を身体に加えれるのではないでしょうか。

バランスよく下半身等を鍛えられる

ダンベル等左右それぞれの手で重りを持ってのトレーニングと比較すると、ウェイトバーは両手で均一に掴む事ができます。
また利き手とそうでない手のアンバランスさも生じてしまう可能性も低く、背中や下半身等のトレーニングをする際は左右対称に負荷が加えられるのではないでしょうか。
{下半身の運動}{棒体操}{背中の運動}

体幹部も鍛えられる

背中に対する運動やベンチプレス(仰向けで、バーベルを持ち上げたりする胸の運動)等のトレーニングにも使えます。
もちろんバーベルで実施した場合と比べると負荷は軽くなってしまいますが、バーベルの代わりにウェイトバーで実施しても良いのではないでしょうか。
腕立て等のトレーニング直後の追い込み運動にも最適な重量と言えるのではないでしょうか。{追い込みについて}

重すぎない

どのトレーニングでも言える事ですが、重量が重すぎると、トレーニング自体のパフォーマンスや体勢が崩れてしまい、運動効果が十分発揮されず、さらにはケガの原因にもなります。
ウェイトバーで行える運動内容は「バーベル」でも実施可能ですが、「バーベル」では負荷が高すぎるトレーニングとなってしまう場合もありますので、そんな時に”重すぎない”「ウェイトバー」の方が適度なトレーニング効果を発揮できるのではないかと私は思います。

あまり場所をとらない

 「バーベル」と比較すると、重りとなるプレートもなく、スタイリッシュに置いておく事もできるのではないでしょうか。

デメリット

「ウェイトバー」としての品数は少ない

バーベルの軸である「バーベルシャフト」としての品数は比較的多いのですが、「ウェイトバー」として販売しているメーカーは少ないように感じます。

運動種目がやや少ない?

ダンベル等と比べると、ややトレーニング種目が少ないように感じます。しかし、”筋トレ”を目的としない”運動”はさまざまな物があります(ストレッチや有酸素的エクササイズ)。それらへの活用幅は広いのではないでしょうか。

運動中は周囲に気をつけないといけない

バーベルもそうなのですが、ウェイトバーも長さがある分、狭い空間での使用時は周囲の物にぶつかってしまう恐れがあり、注意が必要です。

ウェイトバーの転倒に注意が必要

立てかけての収納時は、やはり転倒には注意が必要です。思わぬケガや屋内の破損に繋がる可能性もあります。

 基本的には「バーベル」の棒である「バーベルシャフト」でもウェイバーの代用でトレーニングはできるのですが、賃貸アパートでバーベルを使用するとなると騒音面で、より心配となり、ここでは「バーベル」はご紹介していません
前述した通り、鉄製の物も多く、またバーベルに脱着させる”重し”も鉄製の事が多く、脱着させたりする場合に、いつもスムーズに行えれば良いのですが、手を滑らせたりし、鉄製の”重し”を思わず床へ落としてしまったりすると、ちょっとした事で大きな音と衝撃が発生してしまいます。
それ比較すると、ウェイトが付属していないウェイトバーの方が、賃貸アパートでは扱い易いのではないでしょうか。
もちろんウェイトバーでも音が出る可能性は十分あり得ます。

ゴムチューブ

名前の通り、運動用のゴムのチューブです。
ゴムの伸び縮みの強さによって負荷量が変わります
引っ張る側・固定側、もしくは「引っ張り合う」というように、負荷を加える腕や脚に対して、相手(物、もしくは自分の他の身体の部位)が必要となります。

トレーニングの時はそれなりに負荷(重り等)が必要となってきます
ゴムチューブも身体に負荷を加えれるのですが、ダンベル等と違い非常に柔らかいものなので、賃貸アパート内で落としたりしても屋内の物を傷つけてしまうリスクはかなり低いと思います。
ですので騒音問題や、家屋の物を破損させてしまう問題に対しての一つの策として賃貸アパートでトレーニングを行うのであればゴムチューブがおすすめと言えるのではないでしょうか。

メリット

ダンベルと比べると屋内の傷はつきにくい

冒頭でお話した通り、柔らかいものなので、落としたりしても直接傷になることは少ないのではないでしょうか。

持ち運びがとても簡単

伸縮性のある細い、もしくは薄いゴムの形状の物が多いので、非常に軽く、収納や持ち運びも簡単なのではないでしょうか。
ショルダーバッグ等にも簡単に収まる大きさだと思います。

どこでも運動ができる

場所を特定する必要もなく、寝室もしくはトイレ内でも(笑)、トレーニング可能なのではないでしょうか。

持ち運び・携帯するのも簡単なので、”恥ずかしさ”さえなければ外出先のどこでも運動ができると思います(笑。

商品の取り扱いが豊富

色んなメーカーが商品として取り扱いされていますし、〇イソーでも見かけた事があります。

インナーマッスルを鍛えやすい

強度が高い商品もありますが、ゴムチューブはインナーマッスルを鍛えるのに適度とも言えるでしょう。
その理由の一つに、さまざまな体勢でも運動負荷を加える事ができます。
チューブを使ったインナーマッスルの運動方法も豊富にあります。{インナーマッスル鍛え方}

追い込み時にも重宝する

追い込むとは…目的としている筋肉の疲労の限界まで反復する運動を行う事(重量・負荷量を状況に応じて軽減・変更)なのですが、ダンベル等の比較的、高い負荷でのトレーニングを行った直後に強度の低い、チューブでさらに追い込む事もしやすいのではないでしょうか。(※ダンベル等も重さ違いを複数個もっていれば追い込む事は可能です)

色んな人が扱いやすい

もちろん、ゴムチューブの強度や個人差はありますが、高齢者に対するリハビリ施設等にも良く利用されています。

理学療法士も運動の提案時はダンベル等よりもゴムチューブで運動指導等を行っている印象があります。

デメリット

必ず相手側(物や身体部位)が必要

ゴムチューブを引っ張る・伸ばす事により負荷が生まれます。
ですので両手で引っ張りあったり、屋内または外の、柱等に括りつけ、両手ないし片手で引っ張ったりするための固定側・反発する、相手側が必要となります。

強度が強すぎると屋内を傷つけてしまう可能性あり

前項でもお伝えしているように、引っ張るために屋内のどこかへ巻きつける必要があります。
引っ張る力(ゴムチューブの負荷)によっては、巻きつけた場所が破損してしまう恐れがあり注意は必要です。

高負荷での運動に限界がある

硬いゴムを使用した商品であれば高負荷となり得ますが、前述した”相手側”という事をご想像いただくと、それに対抗できる身体の部位や柱等は簡単には見つけられませんし、もしあったとしても、メリットの”どこでも運動ができる”という事がなくなってしまい、”その固定側”がある場所でしか運動ができなくなってしまいます。
それでも構わないという方もおられるかと思いますので、”限界がある”と表現しています。

某バラエティ番組で見た気がする”ゴムパッチン”状態になる可能性がある(笑

運動実施中(引っ張っている状態)に固定側が外れたり、引っ張り合う手等が滑ってゴムチューブを離してしまうと…(痛そう・・)。
ご想像頂けたでしょうか(笑。
注意して、運動をしないといけませんし、また、ゴムなので経年劣化により、切れる可能性もあります。
その際に、思わぬ形で、屋内を傷つけてしまったりケガをしてしまう場合があるので注意が必要です。

 実際に私も、状況・部位によりチューブを使用しています。
ダンベル等で高い負荷でのトレーニングを行った直後の追い込みをする時や、インナーマッスルと言われる部分へのトレーニング時には負荷量として最適なのではないでしょうか。
どこでも運動ができる物なので、賃貸アパート等でも騒音等少なく、トレーニングが実施できるのではないでしょうか。

{ゴムチューブおすすめ}

固定式ダンベル

トレーニング未経験の方でも、一度は耳にした事があるのではないでしょうか?
一番シンプルな、トレーニングに使う”重り”です。
因みに”固定”とはどこかへ固定するのではなく、重さや形等は変えられず、固定されているという事で、提示されている重さ(kg・g)のダンベル(重り)の事です。

反対に重さや形を変えられるダンベルの事を「可変式ダンベル」といい、それと比較すると、賃貸アパート等では固定式が向いているのではないでしょうか。
ゴムチューブを紹介した際にダンベルと比較した内容を記述しましたが、あえて固定式ダンベルをご紹介した理由には”可変式”ダンベルという物があり、それと比較した際に、どちらかと言うと「固定式ダンベル」が今回のお題に見合っているものだと感じたからです。
もちろんダンベルですので落とした際に衝撃も発生しますが、巷では本当にさまざまな種類のダンベルがあり、中には今回のお題のように特に賃貸アパートに向いている商品もあると思いますので、メリット・デメリット踏まえてご紹介させてください。
逆に可変式は”重り”を取り外したりする作業もあり、より衝撃・騒音に配慮しなければならないためご紹介しておらず、この作業がない固定式ダンベルが、賃貸アパートには向いていると私は考え、ご紹介しています。

固定式・可変式ダンベルの違いとメリット・デメリット

メリット

可変式ダンベルと比べると、”手間”がない

冒頭と重複しますが”手間”というのは、可変式ダンベルの”重し”を外したり、付けたりする作業で、その手間がある事により、手を滑らしたり、固定が甘かったりし、思わぬ形で”重し”を床等に落としてしまう事が起こる可能性がでてきます。
またこの”手間”自体もやや面倒です。
この点は前述した「ウェイトバー」と「バーベル」の違いと同様で、固定式ダンベルでは、可変式の”重し”により床を傷つけたり、騒音となるリスクが少ないという意味です。
しかし固定式でもダンベル自体を落としてしまうと当然、傷や衝撃が起こってしまいます。
リスクが少ないという意味合いではメリットの一つではないでしょうか。

種類・安価な物も多い

種類も多く、値段帯の幅も広く、またスタイルにもよりますが、比較的安価な器具も多い印象です。

ゴム素材でコーティングされている商品が豊富

ダンベル自身の鉄部分が露出した状態でなく合成ゴム等でコーティングされている器具も多くあります。
衝突の衝撃が合成ゴム等で軽減できるように施されており、屋内を傷つけにくい仕様となっている器具が豊富です。

すぐに運動を始められる

購入して手にすれば、その瞬間から運動が開始できるはずです。

極軽量(50g程度(それ以下も))から商品が存在する

重量の幅・種類が比較的多いです。

持ち替えれば負荷量の変更が簡単

可変式ダンベルではその都度、プレート(おもし)を取り外したり付けたりする作業をしないといけません。
重量違いの固定式ダンベルを数種類所有していればトレーニング中に持ち替えるだけで特定の運動の負荷量の調整(追い込み)ができます。

保管が楽

一つであればですが、可変式と違い脱着の手間がない分、ただそのまま”置いておく”ように保管が可能です。
可変式ダンベルではいちいち脱着した器材・部品の保管も考慮しないといけません。
しかし、露骨にダンベルを部屋へ置いておくのも、足をひっかけたりとケガをしてしまうので、ラック等あれば重量毎の保管もでき、何より見栄えも良くなるのではないでしょうか。

ダンベルラック(棚)おすすめ5選

デメリット

落としたり、放り投げたりすると屋内を傷つける

もちろん、”重り”ですので、いくらコーティングが施され、衝撃が軽減できている仕様だとしても落としたり等すると衝撃も生じますし、簡単に屋内を傷つけてしまいます。

運動中の負荷量の調整をするには複数個持つ必要あり

メリットの項目にあるように、持ち替える事による運動負荷の調整(追い込み)はとても簡単なのですが、固定式ダンベルでの、負荷調整をする場合は重量違いが複数個必要となります。
一つのダンベルの重量が固定されているためです。

左右同時に運動する際は2個以上必要

左右の腕等を同時に使用したダンベルでの運動負荷を加える時には同重量を2個、所有しないといけないです。

収納がある程度、かさばってしまう

固定式ダンベルはコンパクトに収納できるよう設計されているものは少ないイメージで、複数個を所持する場合や今後増える事が想定されるのであれば収納場所を工夫しないといけません。
専用のラックがあると収納も楽ですし、部屋にダンベルが露骨に転がった状態と比べると、すっきりするのではないでしょうか。

ダンベルラック(棚)おすすめ5選

 以前、賃貸アパートに住んでいた際に、固定式・可変式ダンベルの両方を使い、トレーニングをしていました。私は良く、可変式ダンベルの重りを外し、地面に置こうとした際に手を滑らせ、重り自体をよく倒してしまっていました
その時部屋中にそれなりの衝撃音が響いていました(汗)。

いつの頃からか、手間も騒音も気になり、可変式ダンベルの使用をやめ、固定式ダンベルと、可変式ダンベルの”重り”だけを使用し、トレーニングをする様になっていました(笑)。

固定式ダンベルおすすめ5選
可変式ダンベルおすすめ5選

重錘バンド

ダンベルは基本的に、手で掴んで使用するものですが、こちらはバンド(ベルトの様な)で、手首や足首に巻きつけて使用する”重り”です。
もちろん、手首・足首以外に、二の腕や太ももに巻きつけて使用する事も可能です。
巻きつけれるように大きめの短冊状のものが多く、丸めてダンベルのように、手で持って運動することも可能です。
また、”重し”としての中身は砂のような物が多く、比較的柔軟性もあり、こちらもゴムチューブ同様にダンベル等と比べると落としてしまったりした時の屋内への衝撃は低いのではないでしょうか。

メリット

柔軟性がある

”重り”ではありますが、ダンベルと違い、鉄みたく硬いものでなく手首や足首に巻きつけれるように、柔軟性があり、屋内の物へ衝撃を与えるリスクは低くなるのではないでしょうか。

収納がしやすい

ダンベルと違い、容易に重ねてコンパクトとなり得ますし、短冊の様な長方形なので、どこかに掛けて保管もできます。
もちろん”重り”なので、保管する場所・掛ける場所の耐荷重には気を付けてください。

手首や腕以外にも負荷を加えれる

ダンベルと呼ばれる物は基本的に、手で把持(持つ)するような形状となっており、足等では持ち上げにくいと思います。
しかし、重錘バンドは巻きつける物なので、手首や腕以外の足首等にもまきつける事もでき、直接的な負荷を脚等に加える事ができるのではないでしょうか。

巻きつければ把持(持つ)する事による疲労は、なし

ダンベル等は手で把持(持つ)し運動を行います。目的とした部位に対する疲労と同時に、重しを”掴む”事による”手”の疲労も生じます。
しかしバンドは、巻きつけてしまえば、そういった疲労は生じません。

特定の部位を鍛えるのに、トレーニング方法によっては目的とする筋肉とは別の、動きに関連する部位が先に疲労を起こしてしまい、継続が困難になる場合もよくあります。

運動方法が多種多様

いわゆる”筋トレ”以外にも、さまざまな運動・体操・動作に対しても身体に負荷を与える事ができますので、多種多様な運動への応用が可能です。

色んな人が扱いやすい

もちろん、バンドの重量や個人差はありますが、高齢者に対するリハビリ施設等にも良くおかれており、高齢者も良く使用されています。
理学療法士も運動の提案時はダンベルよりもバンドで運動指導等を行う事が多いのではないでしょうか。

デメリット

巻きつける手間が生じる

把持(持つ)して使用する時以外は腕や脚に巻きつける手間が生じます。
これが手間と思うかどうかは使用される方次第です(笑)

高重量の取り扱いが少ない

理学療法士として働いていて、約8Kg以上の物を現場で見た事はありません。

負荷量の調整をするには複数個持つ必要あり

固定式ダンベルと同様に、一つ一つの重量が固定されているため、運動中の負荷量の調整(追い込み)をするには複数個を所有しないといけません。
ただ販売は、単体で一つ売りをしているというより、重さ違いを複数個でセットとして販売になっている事が多いようです。

左右同時に運動する際は2個以上必要

左右の腕等を同時に使用した運動負荷を加える時には同重量を少なくとも2個所有しないといけません。
セット販売にはなっていますが、同じ重量がセット販売となっている事は少ないように思います。

やや高価な印象

リハビリ用具になるためか、値段が高めな印象を受けます。

 医療・福祉関係で働いた経験がある方は、お分かりになるかと思いますが医療器具・福祉用具は、少し高いです…なぜかは知りません(笑)
私が理学療法士のためか、なじみ深い物で、クリニック・病院・高齢者施設には必ずと言っていいほどあります。
私が仕事終わりに施設内で筋トレしてた際にも使用していました(笑。
それら含めても、比較的どこでも誰でも、使用しやすい器具になると思いますし、賃貸アパート等でも使いやすい道具になるのではないでしょうか。

{重錘バンドおすすめ}

最後に

賃貸アパートでは壁に穴をあけたり、屋内を傷つける事には特に注意しないといけないと思います。日常生活でも、思わぬ形で傷つけてしまう事もあるでしょう。運動中は特に注意が必要で、いかに傷つけるリスクを減らすかが重要となるのではないでしょうか。この記事の内容を参考に、運動器具を検討頂ければと思います。

☆継続は力なり

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