皆様こんにちはこんばんわ。
本日は肩周りの筋肉についてお話します。
・肩について知っておきたい
・肩に違和感がある
・病院等で肩の病名が付き、鍛えなさいと言われた
・スポーツのパフォーマンスを上げたい
・ケガ予防をしたい
・肩を強くしたい
・福祉、医療系の学校に通っている
・解剖学に興味がある
肩の筋肉とは

肩および肩関節には数種類の筋肉がありますが、それを大きく分けて
アウターマッスル
インナーマッスル
の二種類が存在します。
今回はアウターマッスルを中心に、お話を進めてまいります。
| 分類 | 主な筋肉 | 役割イメージ |
|---|---|---|
| インナーマッスル(深層) | 棘上筋/棘下筋/小円筋/肩甲下筋 | 肩関節の安定 |
| アウターマッスル(表層) | 三角筋/僧帽筋/広背筋 など | 大きな動き&姿勢支持 |
{インナーマッスルとは
肩のアウターマッスルの種類
三角筋(さんかくきん)
・肩の盛り上がった部分
・腕を前・横・後ろへ持ち上げる主役
・筋トレで腕の太さが一番見た目に影響する肩の筋肉
筋肉には方向違いの筋肉線維があり、三角筋は3部分に分かれ、働きが若干異なります。
(三角筋以外の線維の詳細は少しややこしいので、ここでは省きますがその他の筋肉にも線維違いで働きが異なります。なんとなくでも知っておくと筋肉についての理解はスムーズかもしれません)
| 部位(線維) | 動き(専門用語) |
|---|---|
| 前部 | 腕を前に上げる(肩の屈曲(くっきょく)) |
| 中部 | 腕を横に上げる(肩の外転(がいてん)) |
| 後部 | 腕を後ろに引く(肩の伸展(しんてん)) |
僧帽筋(そうぼうきん)
・首から背中上部や中央下部、また肩甲骨まで広がっている筋肉
・背中から見るとトランプの♦(ダイヤ)のような形状
・肩甲骨を上下や内側(背骨側)へ動かす
※肩甲骨は腕を挙げ下ろしするため、もしくは腕を挙げ下ろしされた際(外的に動かされた時)にも動く必要があるため僧帽筋は肩甲骨に付着しているので腕を挙げるためにも働きます。
姿勢保持にも重要な役割を果たします。
広背筋(こうはいきん)
・腕の根本から背中中央部、腰まで大きく広がる筋肉
・肩甲骨の下部にも付着しており、肩甲骨を内側へ寄せたり下げたりする作用がある
※身体、上半身の姿勢にもよりますが、僧帽筋と同様に肩甲骨は腕を挙げ下ろしするため、もしくは腕を挙げ下ろしされた際(外的に動かされた時)にも動く必要があるため肩甲骨に付着している広背筋も腕を動かす際には関与しています。
僧帽筋とともに姿勢保持にも重要な役割を果たします。
大胸筋(だいきょうきん)
・トレーニングしている身体の象徴的な胸の大きな筋
・腕を挙げる途中の段階まで働いたり、腕を身体の内側へ寄せる時に働きます
筋トレの代表格とも言える胸の筋肉を鍛えるベンチプレスや腕立てでのトレーニングからも想像できる通り、四つん這い等の腕をつっぱるための支えにもなる筋肉です。
大円筋(だいえんきん)
・インナーマッスルである小円筋の形状に近い小さな筋肉で広背筋のサポート役を担います
・腕を後ろへ引いたり、二の腕を捻じったりする時にも働きます
その他の肩まわり(主に肩甲骨周囲)の重要な筋肉
| 筋肉 | 主な働き |
|---|---|
| 菱形筋群(りょうけいきんぐん) | 肩甲骨を内側へ寄せる(姿勢改善に関与) |
| 前鋸筋(ぜんきょきん) | 肩甲骨を前へ押し出し、肩甲骨を安定化させる(パンチ動作に関与) |
| 肩甲挙筋(けんこうきょきん) | 肩甲骨を持ち上げる(デスクワークや緊張している時に力んでしまっている事が多い) |
| 小胸筋 | 肩甲骨を前下方へ引く |
役割でみる肩の筋肉の役割
| 役割 | 担当筋 |
|---|---|
| 肩の動きを生み出す | 三角筋・大胸筋・広背筋・僧帽筋など |
| 肩甲骨の位置をコントロール | 僧帽筋・前鋸筋・菱形筋群・肩甲挙筋など |
| 肩関節を安定させる | 回旋筋腱板(ローテーターカフ) |
肩および腕の動きは「肩甲骨の位置」と「肩関節の安定(ボールと受け皿の位置関係)」で動きが決まります。
因みに肩甲骨の位置や動きが不良だったり、肩の安定性が低下していたりすると、後々肩関節周囲炎や腱板断裂を受傷してしまう可能性もあります。
{回旋筋腱板
{肩関節周囲炎
{腱板断裂
最後に
肩関節は人体で最も大きく動く関節の一つで、自由度はかなり高い関節です。
その反面かなり不安定な関節で、例えるならゴルフのゴルフティーとボールの関係性です(ゴルフボールを乗せるために地面に刺すボール台座です)。
そのため骨同士の関節としての支え・適合がかなり浅く、その分筋肉やそれ以外の組織が関節を支えています。
また腕というのは使用頻度も多くさまざまな動作に適応するために色んな筋肉が関節を支えながら動きを作っています。
インナーマッスルとアウターマッスルが相互に助け合う構造となっており、双方ともに侮れない筋肉たちで構成されています。


コメント